観葉植物の植え替えについて
購入後、数年経過すると植え替え時期が必要となります。
鉢に比べて観葉植物が大きさ比率が上がりますから下記の症状が出てきます。
●葉の緑色が薄くなり元気がない
●葉先や下葉が黄色や茶色くなり枯れている
●土表面排水が悪く、水をやったときに土の表面に水が溜まっている観葉植物
●鉢底から根がはみ出している※根詰まりの原因となります。
●植物が大きく育ち、鉢とのバランス比率が合わない
観葉植物の元気がない!?枯れてきている!?
皆さんはどう考えますか?
「水が足りていない」、「日に当てる量が少ない」と考えている方が多いのではないですか。
本当の原因は・・・多くの場合は根詰まりです。
植物のサインを見過ごし植え替えをしなかったらどうなるのだろうか?
前記のように根詰まりをおこし植物の生育が悪くなります。
葉先が枯れたり、土が湿っていても葉が萎びれてきたり、新芽が伸びてこなかったりします。
また土自体の栄養分も抜け表面が固くなり水分を吸収できなくなります。
このように植え替えは植物の生育にとって重要です。
植物は小さなサインを送りだしています。
それがだんだんと大きなサインへと変化しますが、大きな異変で気が付いた時にはすでに遅い事があります。
痛みが激しい場合にはうえかえても、それに耐えられるだけの体力が植物に残されていないので、細かな変化のうちに気づいてあげましょうね。
植え替えをする際の注意点
適した時期に行う
最低気温が15度以上ある5月から9月あたりまでです、5月から6月までが涼しく植え替えがしやすい時期と言えるでしょう。
期間内ではありますが暑さに弱い植物は夏場はさけましょう。
●適した土を選ぶ
水はけの良い土を選ぶのが良いでしょう。
●植物に合った鉢を選ぶ
植物の現状のも大きさにもよりますが通常は現状より、ひと回り大きい鉢が良いでしょう
●植え替え後の置き場
強い風の当たらない比較的明るい日陰に置くようにします
植え替え後約2週間程は弱っている為、肥料等を与えないようにしましょう。
注意点
植物が病気にかかっていたり、根が十分に育っていない場合は植え替えは止めましょう。