エアプランツの育て方
エアプランツは、パイナップル科チランジア属の植物の総称です。
エアプランツは、土に植えなくても株の表面から空気中の水分を吸収して成長します。その為、エアプランツ(Air Plants = 空気植物・空中植物)と呼ばれています。
土に植える必要がないため、鉢物とは違った飾り方で楽しむことが出来ます。
置き場所
明るく風通しの良い日陰が適しています。午前中の柔らかい日光が当たる所、レースのカーテン越しの優しい光が入る窓辺などがベストです。陽の当たらない室内に飾る場合は、できれば週に2~3時間陽に当てるようにしてください。屋外では真夏の直射日光は避け、半日陰に置きましょう。
最低成長温度は5℃です。霜が下りる前に室内に取り込んでください。
水やりの方法
エアプランツは昼間は気孔を閉じており夜開きます。そのため、夕方から夜間に水を与えるのが理想的です。
水やりは葉から水を吸収させる方法で行います。
方法は以下の2つの方法で行います。
●ミスティング
霧吹きで葉全体に水を与えます。(3日に1回ぐらい、または乾燥していると感じたら。)
湿度がある梅雨時期、冬の寒い時期は4日に1回ぐらいと控えめに行います。 量は葉が軽く湿るくらいがちょうど良いでしょう。
●ソーキング
1ヶ月に1回ほど夕方から夜にかけて、バケツなどの容器に室温と同じくらいにした水を張り、エアプランツ全体を浸しましょう。4時間~6時間くらいが目安です。
※長時間浸すと弱ってしまうので注意が必要です。
※湿度がある梅雨時期にはソーキングの必要はありません。
※屋外では自然の露や雨に任せておけばほとんど水やりの必要はありません。